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2025年の中学校英語教科書改訂:増加するデジタルコンテンツ: New Horizons


来年度、中学校の教科書が改訂されるものの、学習指導要領自体には変更がありません。注目される点として、今回はデジタルコンテンツが一層強化されることが挙げられます。そこで、各科目でデジタルコンテンツが子どもたちの学び方にどのように影響を与えるかを見ていきましょう。

2025年の中学校英語教科書改訂:増加するデジタルコンテンツ

理科 実験や観察を自ら行う代わりに、時間経過を映像で観察する形で学び、変化のプロセスを理解する学習方法が増えるとされています。


社会 動画教材や資料画像の充実が図られており、中には教科書のページ数を超えるデジタルコンテンツが含まれているものもあります。


国語 デジタルコンテンツの強化により、扱われる作品や題材数が大幅に増加し、高校入試に向けて多様な読解力が求められると予想されます。


数学 デジタル学習の加速が見込まれ、グラフや関数、図形の学習において1,300以上のデジタルコンテンツを提供する教科書も登場。思考力を育む学習方法として活用が期待されます。


英語 英語のデジタル教科書はすでに導入が進んでおり、学びの基盤として小学校での単語習得が前提とされています。中1の最初の単元から難しい単語が登場する教科書もあり、学習の連携とスピーキングテスト対策も重視されています。また、教師用の指導書には音声判定機能が追加され、東京都では高校入試にスピーキングテストが導入されています。


デジタル技術の進展により、生徒一人一台の端末が普及する中で、デジタルコンテンツを活用した学びがさらに広がることが期待されます。

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